今「子供の視力低下が止まらない!」と
問題になっています。
24%以上の幼稚園児、
32%以上の小学生が視力1.00以下に
なってしまっています。
そして中学生で50%以上、
高校生になるとなんと60%以上です!
「メガネ=がり勉君」なんて
イメージは昔の事。
今は
ゲームやスマホ、
夜更しなど生活習慣が大きく影響しています。
「気が付いたら眼鏡が必要になっていた。」
なんて事にならないよう、
原因、対策を知り、
子供の視力低下に「待った!」をかけましょう!
目次
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うちの子の視力は大丈夫?
早く気づき対処すれば視力が回復したり悪化が防げますので、子供のサインを
見逃さないようにしましょう。
・遠くを見ている時に目を細めていませんか
・書き写しの間違えが多くないですか
・必要以上に光に敏感ではないですか
・本やノートに顔を近づけていませんか
・横目で物を見ていませんか
・理由がないのにイライラしている事が多くないですか
この他にも、
不自然さを感じたら眼医者さんに
相談して下さいね!
視力低下の原因は?
遺伝や生活習慣要因などが原因になります。
寝転がりながらゲームやスマホ、
なんて思い当たることがありませんか?
・遺伝によるもの
視力は遺伝する可能性がありますが、はっきりと分かっていません。
小さい頃から近視傾向にある場合は親が近視の確率が高くなりますが、
ある程度大きくなってからの視力低下は生活習慣が大きいとされています。
遺伝だけではなく、親がTVを長時間見る、暗い中で本を読むなどの習慣がある場合、
子供の近視率が上がることが分かっています。
・ゲーム、スマホやテレビ
液晶画面を長時間見続ける目の疲れから、視力が低下する原因になります。
特にスマホや携帯ゲームなどの小さい画面を近くで見ることにより、眼球の動きが狭まる事から
視力の発達を妨げてしまいます。
・心因性ストレス
心理的なストレスにより過剰なストレスが脳に加わると、一時的に視力が低下する事があります。
「心因性視力障害」と言い、ストレスが軽くなると治ります。
急に見えなくなったという時は、この可能性があります。
引っ越し、転校などの環境的変化も要因になります。
子どもの視力低下は今すぐ対策を
視力を低下させないようにすることが大事です。
大切な子供の視力を守るため、出来ることからやりましょう!
・長時間、テレビやスマホの画面を見ない
・近くを見た後は遠くを見て目を休める。
・読書、テレビやゲームをする時は部屋を明るくする。
・読書、勉強、携帯ゲームをする時の姿勢に気を付ける。
・身長に合った机と椅子を使う。
家で出来ることの他に、お医者さんの力を借りましょう。
・3歳検診の眼科検診は無からず受けましょう。
・学校の視力検査の結果に必ず目を通しましょう。
もし悪い結果が出てしまった場合は必ず眼医者さんに相談しましょう。
目安としてC判定(0.6~0.3)D判定(0.2以下)
視力を回復させたい!
もし視力が低下してしまっても落ち込まないで!
子供のうちは視力が回復する可能性が十分あります。
まずは生活習慣を見直そう。
・テレビやゲームを1時間やったら15分目を休ませる。
・スマホや携帯ゲームを使うときの姿勢を正す。
・外遊びや運動をし遠くを見る。
・バランス良い食事をする。(目に良いビタミンAを多く含む食品を取る)
・早め早起きを心がける。
・朝食をしっかりとる。
・暗い中で読書や勉強をしない。
目のトレーニングも併せてやってみよう。
「面倒くさーい!」なんて言われないような簡単な目のストレッチを紹介します。
疲れ目にも効きますので、パパやママも一緒に楽しみながらやりましょう。
目の血流が良くなり、栄養が届きやすくなります。
・まばたきを15回1セットを1日に3セットやる。
・目を上下、左右に1分動かす。
・目をぎゅっとつむって10秒たったら、ぱっと目を開くを10回繰り返す。
目に優しい生活を送ってみましょう。
家族で目に優しい生活をすることによって、お父さんの疲れ目やお母さんの肩こりも治って
しまうかもしれません!
・外で遊ぼう
外で遊ぶと自然に遠くのものを見ます。
また日中体を動かすことによって、夜もぐっすり寝ることが出来ます。
休日は家族で公園や散歩に行って木や自然なものを目にしましょう。
・質の良い睡眠をとる
睡眠を十分とり脳をしっかりと休ませることにより、体全体の機能が高まります。
寝る時はナイトスタンドなどの電気も消して寝た方が目に優しくなります。
・バランスのとれた食事
野菜、お肉、魚をバランスよく食べましょう。目に良いとされるDHA、ベータカロチン、
アントシアニンが含まれている、青魚、ブルーベリー、にんじんやかぼちゃなどがお勧めです。
・照明を明るさを再チェック
勉強机などには電気スタンドを追加するなど、照明の明るさに注意しましょう。
蛍光灯より白熱灯の方が目には優しくなります。
TVで映画などを見る時は部屋を暗くしがちですが、なるべく電気をつけて見ましょう。
・ゲーム、スマホ、TVについて
1日の使用時間や休憩時間を決めよう。
画面への距離、姿勢などに気を付け、その都度注意してあげましょう。
まとめ
うちの子は大丈夫?気づいてあげられる?
視力低下の原因は?
対策について。
視力を回復させたい!
目のトレーニングも併せてやってみよう。
目に優しい生活を。
ここまで読む間に、
「TVからもう少し離れなさい!」
「背中を真っすぐにしてね。」
なんてお子さんに声をかけた方も
いらっしゃるのではないですか?
今は「子供用?」と驚いてしまうような、
おしゃれで機能的な眼鏡が沢山ありますが、
なるべくかけさせたくないですよね。
子供が大きくなり理解出来る年になったら
是非「視力がどれだけ大事か」を話してあげて下さい。
現代社会は疲れ目の原因になるものが多い環境ですが、
目を大切に思う気持ちを持ち続ければ
きっと視力低下を防げるはずです!
追伸:
どうしても視力が回復しないという場合には、
視力回復教室に通ってみたり、こちらのようなモノを
使うことで視力低下を防ぐことができます。