ヘアドネーション(Hair Donation)とは、”自分の伸ばした髪の毛”を寄付することです。
寄付した髪の毛は
- 病気(小児がんや白血病など)
- 事故
などの理由で髪の毛をうしなった子どもたちの「医療用ウィッグ」として活用されます。
ヘアドネーションによって作られた医療用ウィッグは全てが人毛で作られているので、人工的に作られたカツラと違い、自然に生えた髪の毛同様、質感がナチュラルで人に違和感を感じられることを怖がって社会復帰ができないというハードルを下げることを手助けしています。
今回はそんなボランティア活動のひとつであるヘアドネーション(Hair Donation)のおすすめの送り方をお伝えします。
目次
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ヘアドネーションの送り方おすすめ!封筒やレターパック?
ヘアドネーションのためのヘアカットは、美容室で行うことができます。しかし「切った髪の毛」は自分で送る必要があります。ヘアドネーションは次の5つの流れで行います。
- いくつかあるヘアドネーション団体の中から自分で送る「送り先」を決める
- 封筒やレターパックを準備する
- 団体によっては専用シートをHPからダウンロード、必要項目を記入
- 「切った髪の毛」を束ねて、専用シートと一緒に入れる
- 郵便局や宅配業者を利用して発送する
ヘアドネーション団体の中から自分で送る「送り先」を決める!15cmから送れるのは?
ヘアドネーションを行っている団体は次の3つがあります。
- 特定非営利活動法人 Japan Hair Donation & Charity(JHD&C)
- 特定非営利活動法人HERO
- 株式会社グローウィング つな髪プロジェクト
ヘアドネーションは15cm以下では意味がない?!
以前は15cmからヘアドネーションを受付しておりましたが、より自然なフルウィッグを作るため現在は3つの団体とも31cm未満の「髪の毛」は受付をしないようになっています。
15cmの髪の毛を送ることができる他の団体もありますが、漆喰のための筆に使われるためヘアドネーション本筋から考えると意味がなくなってしまいます。
ヘアドネーション15cmから受け付ける団体の送り先
それでも伝統工芸を続ける手助けにはなりますので、、31cmも切るのはちょっと・・・という場合は検討してみるのもよいかもしれませんね。
▼漆刷毛 ヘアドネーション送付先
〒170-0013 東京都豊島区東池袋2−62−8−11 泉清吉
封筒やレターパックを準備する
ヘアドネーションを送る方法は、団体へ送ることができれば「封筒」でもよいようですが、より確実に団体に送るために追跡機能のある方法を使うのがおすすめとされています。
実際に「JHD&C」のHPには、追跡サービスがおすすめと記載されていました。
自分の髪の毛が、郵送中に何らかの理由でどこにいったか分からないというのも気持ち悪いので、追跡サービスがついているレターパックで送るのが一番です。
団体によっては専用シートをHPからダウンロード、必要項目を記入
なお、送付先の団体によってはHPから「専用シート(ドナーシート)」をダウンロードして「髪の毛を切ったときの年齢」「お住まいの都道府県」を記載する必要があります。
年齢によって髪質が変わってくるからウィッグを作るときの参考にするのかもしれませんね。
3つの団体のうち送付する団体を決めたらHPを確認して、専用シートがないかチェックしましょう。
「切った髪の毛」を束ねて、専用シートと一緒に入れる
切った髪の毛の入れ方はコレ!
ここまでのステップが終わったら、あとは「切った髪の毛」を過剰包装にならないように注意しつつ、ばらけないようにゴムで束ねる程度にまとめて封筒やレターパックの中に入れます。
レターパックの品名はどう書くのがよい?!
ちなみにレターパックには「品名」を各欄がありますが、毛髪・・・と書くと配送する郵便局員さんが怖がりそうなので悩みますよね。。。
「ヘアーピース」「ヘアドネーション」「髪の毛」など色々ありますが、呪いの髪の毛と間違われないように「ドネーション用 毛髪」あたりが適当な気がします。
ここは個人の気持ち次第なので、ご自分がどのようにされたいかで決めるのがよいような気がします。
郵便局や宅配業者を利用して発送する
封筒やレターパック共に「郵便局」で送れますので、髪の毛とドナーシートを同封した封筒・レターパックを郵便ポストに投函したら完了です!
まとめ
ヘアドネーションのおすすめ送り方を詳しくご紹介してきました。
ヘアドネーションをしたいと考えている人の参考になれば嬉しいです(⌒▽⌒)