女の子が生まれた時に、初めて迎えるひな祭りを一般的に初節句と言います。
初節句を迎える前には、ママはもちろん、パパや祖父母も楽しみで指折り数えるのではないでしょうか。
皆が楽しみにする初めての”ひな祭り”。
でも、雛人形って誰が買うのがマナーなの?!とふと考えてしまうのではないでしょうか。
普通だったらママ側のおじいちゃん・おばあちゃんから贈られるのですが、パパが婿養子の場合はどうなの?と悩んでしまいます。
今回はそんな疑問にお答えするため、パパが婿養子だった場合の初節句!雛人形は誰が買う?と題してお届けしていきたいと思います。
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初節句マナー!雛人形は誰が買う?
ひな祭りの時期が近くなるとパパもママもソワソワするのではないでしょうか。
しかも双方のおじいちゃん・おばあちゃんにとって初孫だったりすると両家とも張り切って、ウチが雛人形を買う!!と言い出しかねません。
実はウチの子の初節句の時がまさにそんな感じでした。
双方の祖父母ともマナーをよく知らないで、お金持っている方が買えばいいんじゃないの?みたいな勢いで、そのまま放っておいたら2つ雛人形が届きそうなくらい張り切っていました。
我が家は、私が嫁いだのでパパは婿養子でもなんでもないんですが・・・
マナーが分からないのも恥ずかしいなぁって色々調べてみたらビックリする事実が判明!
初節句のマナーとしては、雛人形を購入するのは
ママが嫁いだ場合、つまり「お嫁」にいった時は、ママの両親が贈るのがルールで、
パパが嫁ぐ・・・ではなくて、婿入りした場合は、パパ側の両親が贈るのがルールなんだって。
わが子の初節句の前にこの事実が分かったので、パパの義父母にそのことを伝えたらシブシブ納得してくれました。
子どもが大きくなった後、マナー通りじゃなかったことがシコリになってわだかまりができたら大変なので、事前に分かってホント良かったです。
初節句マナーの由来はどこからきたのか・・
私が初めて知って驚いた初節句の時のマナーですが実はこのような形・・・
嫁に行ったら、嫁方の両親が贈る
婿入したら、婿方の両親が贈る
というマナーになったのは、結構昔の話で、かなり遡ります。
現代社会では、結婚後も嫁に行こうがどうしようが関係なしに簡単に自分の祖父母に会うことができます。でも、昔はそうではなかったんです。
基本、お嫁にいった場合は、その後、嫁方の両親が結婚した娘や生まれてくる孫に会うのは簡単ではなかったんです。
いわゆるシキタリといものがあって、嫁ぐ、もしくは婿入りしたら相手の家系に属することになるので、元の家系の人と簡単には会うことが許されなかったんですね。
そんなシキタリがあったから会えない。。でも、会いたい・・・
そんな両親の親心がこのマナーを生んだのかもしれません。。
祝い事があったら、その度にお祝いの品物をもって相手の家(家系)を訪ねていって、やっと娘や孫の会うことができる。
つまり祝い事がないと会うきっかけがないという状態だったんです。
今ではホント考えられないことですよね。そんな経緯があって今では相手の家に入った側の両親が贈るのが一般的なマナーとされているようです。
まとめ
意外な経緯から作られたマナーをご紹介させていただきました。
もし旦那さんが婿養子に入られている場合は、旦那さん方の両親から「雛人形」を贈るのがマナーとなっていますので、のちのち変なシコリにならないようにコッソリ知らなかったらちゃんと教えてあげてください。
そして、カワイイわが子の初節句を両家の両親ともども楽しんでくださいね^^