初節句マナーの由来はどこからきたのか・・

私が初めて知って驚いた初節句の時のマナーですが実はこのような形・・・

嫁に行ったら、嫁方の両親が贈る
婿入したら、婿方の両親が贈る

というマナーになったのは、結構昔の話で、かなり遡ります。

 

現代社会では、結婚後も嫁に行こうがどうしようが関係なしに簡単に自分の祖父母に会うことができます。でも、昔はそうではなかったんです。

基本、お嫁にいった場合は、その後、嫁方の両親が結婚した娘や生まれてくる孫に会うのは簡単ではなかったんです。

 

いわゆるシキタリといものがあって、嫁ぐ、もしくは婿入りしたら相手の家系に属することになるので、元の家系の人と簡単には会うことが許されなかったんですね。

 

そんなシキタリがあったから会えない。。でも、会いたい・・・

そんな両親の親心がこのマナーを生んだのかもしれません。。

 

祝い事があったら、その度にお祝いの品物をもって相手の家(家系)を訪ねていって、やっと娘や孫の会うことができる。

つまり祝い事がないと会うきっかけがないという状態だったんです。

 

今ではホント考えられないことですよね。そんな経緯があって今では相手の家に入った側の両親が贈るのが一般的なマナーとされているようです。

まとめ

意外な経緯から作られたマナーをご紹介させていただきました。

もし旦那さんが婿養子に入られている場合は、旦那さん方の両親から「雛人形」を贈るのがマナーとなっていますので、のちのち変なシコリにならないようにコッソリ知らなかったらちゃんと教えてあげてください。

 

そして、カワイイわが子の初節句を両家の両親ともども楽しんでくださいね^^